台湾ドラマ「聊齋志異」のあらすじ、キャスト・視聴率情報掲載中。

中国の清朝時代に蒲松齢(ほしょうれい)によって描かれた短編小説から6つの怪談「畫皮」、「陸判」、「阿寶」、「小謝與秋容」、「小倩」、「小翠」をオムニバス形式でドラマ化。
1987年にレスリー・チャン、ジョイ・ウォン主演で『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー/倩女幽魂』として映画化もされた。
日本には江戸時代に伝わり、明治以降になると翻案や翻訳され、芥川龍之介や太宰治らにも影響を与えたとされる。
出演は胡歌(フー・コー)、林志穎(ジミー・リン)、「流星花園」の楊丞琳(レイニー・リン)、李冰冰(リー・ビンビン)他。

■あらすじ
・畫皮
画才のある王安旭(ワン・アンシュウ)は史妃(シーフェイ)に絵を献上し、褒美に玉瓊苑(ユイチョンユエン)という邸宅を授かる。
ある日、妻の楚慧(チュウホイ)が安旭と紫嫣(ズー・イエン)の浮気を疑ったせいで、紫嫣は自殺してしまう。

・陸判
漢方屋を営む白揚(バイヤン)の父親が無実の罪で死刑となる。
地獄では彼の裁き方について陸判(ルーパン)と司徒(スートゥー)は言い争いになる。
そして二人は人間が性善なのか性悪なのか賭けを始める。

・阿寶
子楚(ズチュウ)はオウムの治療をした縁で阿寶(アーバオ)と出会い、恋に落ちる。
しかし、役人の息子の少安(シャオアン)に逆恨みされ、阿寶は記憶を無くす術をかけられてしまう。
子楚は奇病にかかったと信じる阿寶を治すことを誓う。

・小謝與秋容
科挙を控える陶望三(タオ・ワンサン)は学友の姜(ジャン)の家へ向かっていた。
その頃姜の別宅で死体が発見される。
姜家では名声を保つために田(ティエン)道士に霊退治を依頼する。

・小倩
配達屋をしている采臣(ツァイチェン)は陳三泰(チェン・サンタイ)へ手紙を届けることを頼まれる。
三泰は人が次々と亡くなっていると噂される南来町へ行ったらしく、采臣も南来町へ向かう。
采臣は蘭若寺で聶小倩(ニエ・シャオチェン)という美女に出会う。

・小翠
元豊(ユエンフォン)という知的障害の息子がいる王鴻智(ワン・ホンジイ)は息子の嫁になってくれる女性がいないと心配していた。
鴻智は昔助けた狐に助けを求めたところ、ある女性が王家に娘を連れてやってきた…。