AngelRoseさんのレビュー内容
No.195
作品名:謀りの後宮
史実には基づいているけれどドラマとしての内容は薄い
主人公姉妹、主役の姉は「諍い女たちの後宮」で嫉妬深くうるさい皇太子妃役を演じたリュウ・ティンユー。真逆に近い役柄で、最初どうも信用できない感が強いけど、そのうち慣れるかなーと思ってたら、最後までもっと意地悪な役の方が向いてんじゃないかなーって感じでした。妹役は、ジャクギの姉役だったアーニー・リウ。こちらも正反対な役柄。無い知恵絞ってのし上がろうとする野心家。こちらもはまってない感じの役でした。かなり茶色い髪も浮きまくり。この姉妹をめぐって面白い内容は・・・残念ながらなかなか展開しません。武則天・則天武皇の後継を巡ってちょっとごちゃつく歴史を淡々と、玄宗が即位するまで覚えるのには良い感じです。 令月(太平公主)は武則天(当時は皇后)が42歳の時に産んだ最後の娘ですが、ということはこのドラマの時点で少なくとも45才前後のはず・・・、と思ったら、クリスティ・ヨンってばちゃんとそんな年齢なのにびっくり。すごく若く見える。